2009年11月05日
偽風水師
で、できた・・・
できたものの、彼女の腰はやや引けている。
そもそも、これで鬼律が倒せるとは、彼女自身信じていなかったのだろう。
高鳴る胸を落ち着かせるために、胸に手を当てて、大きく深呼吸をする。
彼女は夜風がひどく清廉としているのを感じ、少しほっとした。
でも、誰だろう?
私を・・・・狙っている人(物?)なんて・・・
この街に来て、電話男以外の知り合いなど、本当に顔を見知る程度で、しかも、彼らとは一度きり
しか逢ったことがない人間ばかりだ。
恨まれる筋合いもない。
まぁ、しらずしらずということもあるだろう。
彼女は疲れた体をやすめるために、九龍大飯店へ急いだ。
Posted by cooleyes kidd at 00:05│Comments(0)
│11 風水バトル