2009年06月20日
トルソ
綺麗・・・。
店の入り口に売られているトルソ。
さびが入ったものと、普通のものが売られている。
家具屋の売り物にしては、珍しいものだ。
何の服でもきこなせそうな、女性らしいフォルム・・・しかし、グラマラスな女性ではなく、スレンダーな風でもない
中肉中背、黄金律というべきか・・・まるで、モデルか、ダンサーか・・・そんな感じのトルソだ。
彼女がそっと、さび入りのものに触れると、かすかにほの温かく感じた。
いいわ、これ・・・ほしい・・・
彼女は店を構えたら、これを絶対に買おうと決めた。
でも、人に買われてしまったら、どうしよう?
今、買っておくべきなのかしら、でも、置く場所がないわ。
さすがにあの部屋においておくわけにもいかないし・・・・
トルソを前に、彼女は顔をゆがめる。
どうも、悩み出すと、そういう顔をするタチらしい。
「安心しろよ、そいつならいつもあるぜ」
電話男は彼女に気づいてそう呟く。
「でも・・・」
「大丈夫だって!ずっと住んでるおれがいうんだから!ほら、ほかにいこうぜ」
電話男は彼女の手をひっぱって、トルソからひきはなす。
彼女は背後で女性の密やかにほほ笑む声をきいたきがした。

2009年06月19日
素敵な家具屋
不思議、だいぶ、楽になった。
頭痛が和らぐのを感じながら、彼女は目を細める。
「だいぶ慣れたか?kowloonは邪気が強いところがあるからなぁ、慣れるまでに時間がかかる」
電話男はまだ彼女を案内するつもりらしく、これまたひょこひょこと歩きだす。
彼女はおせっかいな電話男の後についていった。
『造隆家具中心』
目に痛いほどの紅色の看板がかかげてある。
中に入ると、所狭しと中華っぽいテーブルや椅子、いわゆる、家具が並べられている。
壁にはお札も貼られており、これも売り物らしい。
「ここはいいぜぇ~安いし、商品も確かだ。お店やマンションを借りたら、買うといい」
しかし、電話男の説明を聞きながらも、彼女は別のものに目を奪われていた。

http://slurl.com/secondlife/kowloon/148/85/23
頭痛が和らぐのを感じながら、彼女は目を細める。
「だいぶ慣れたか?kowloonは邪気が強いところがあるからなぁ、慣れるまでに時間がかかる」
電話男はまだ彼女を案内するつもりらしく、これまたひょこひょこと歩きだす。
彼女はおせっかいな電話男の後についていった。
『造隆家具中心』
目に痛いほどの紅色の看板がかかげてある。
中に入ると、所狭しと中華っぽいテーブルや椅子、いわゆる、家具が並べられている。
壁にはお札も貼られており、これも売り物らしい。
「ここはいいぜぇ~安いし、商品も確かだ。お店やマンションを借りたら、買うといい」
しかし、電話男の説明を聞きながらも、彼女は別のものに目を奪われていた。

http://slurl.com/secondlife/kowloon/148/85/23