2009年06月18日
雑居ビル
「まぁ、ついておいでよ。案内してやるからさ」
電話男はひょこひょこと、歩きながら、彼女を中へと促した。
入った途端、目に飛び込むのが商品の数々、物から、服から、とにかく、あふれんばかりに並べられている。
「あ~これさ。この端末。出せるものがあるなら、とりあえず、申し込んでみろよ。この島にあってるものなら
大抵おかせてくれるぜ」
電話男はちかちかと点灯する古びた端末を指さした。
彼女は電話男に言われるままに、端末へと手をのばす。
まだまだ、納得のいかないものではあるけれど・・・
出して、人に見てもらい、確かめてもらわねば・・・自分はここで店を出すこともできない。
そう思いながら、端末に情報を入力し、自分の服の写真を添付した。
「ほほ~服か~いいねぇ~。おれもこんな体じゃなきゃ、しつらえてもいいなぁ」
電話男はそう言いながら、ほほ笑んだ。
ビルの中は地下一階から、地上二階までの3階構造になっており、2階はすべて床が網になっている。
高所恐怖症には耐えれないだろうなぁ、
と、彼女は見上げながら思う。
電話男に案内されながら、歩きまわると、商品の多さもさることながら、安価なものが多いことにも気づく。
「とりあえず、ここの雰囲気を知りたいとか、相場を知りたいってときにはここを見るのが一番さ」
電話男のおかげで、少しだけ気分が彼女は軽くなった。
電話男はひょこひょこと、歩きながら、彼女を中へと促した。
入った途端、目に飛び込むのが商品の数々、物から、服から、とにかく、あふれんばかりに並べられている。
「あ~これさ。この端末。出せるものがあるなら、とりあえず、申し込んでみろよ。この島にあってるものなら
大抵おかせてくれるぜ」
電話男はちかちかと点灯する古びた端末を指さした。
彼女は電話男に言われるままに、端末へと手をのばす。
まだまだ、納得のいかないものではあるけれど・・・
出して、人に見てもらい、確かめてもらわねば・・・自分はここで店を出すこともできない。
そう思いながら、端末に情報を入力し、自分の服の写真を添付した。
「ほほ~服か~いいねぇ~。おれもこんな体じゃなきゃ、しつらえてもいいなぁ」
電話男はそう言いながら、ほほ笑んだ。
ビルの中は地下一階から、地上二階までの3階構造になっており、2階はすべて床が網になっている。
高所恐怖症には耐えれないだろうなぁ、
と、彼女は見上げながら思う。
電話男に案内されながら、歩きまわると、商品の多さもさることながら、安価なものが多いことにも気づく。
「とりあえず、ここの雰囲気を知りたいとか、相場を知りたいってときにはここを見るのが一番さ」
電話男のおかげで、少しだけ気分が彼女は軽くなった。
Posted by cooleyes kidd at 07:00│Comments(0)
│2 宥華国貨