2009年06月27日
ICS
彼女は鍋男を見つめ、唇をかんだ。
「きにするなよ、俺はこれでいいんだ。ふふふ、まぁ、妄人なんて、妄人になってくやんでるやつなんていないさ」
鍋男はそう言って、彼女にまんじゅうを勧めた。
「しかし、なんで、こんなとこまではいってきたのさ。この通りに人なんて珍しい」
彼女はbarでの話をして、鍋男のことだろうとつぶやいた。
「そんな女はしらねぇな・・・・・・・・・・・ん・・・・・」
鍋男はふっと、自分の左手のほうへ目をやった。
「あれかもしれねぇなぁ・・・」
声音の低さに、彼女は背筋にすうっと、冷たいものが走る。
「・・・・・そこのICSへ行って来いよ。たぶん、その女の言ってる場所はそこのことだとおもう」
彼女は立ち上がり、ICSとかかれた、大きな看板を見上げる。
ネオンで彩られたそれは綺麗だが、奥は真っ暗だ。
ここへはいるの・・・・?
足を進めると進入とかかれた、青い掲示板がある。
彼女は少し異質なその空間へ、恐れをいだきつつもはいっていった。
http://slurl.com/secondlife/kowloon/117/79/24
「きにするなよ、俺はこれでいいんだ。ふふふ、まぁ、妄人なんて、妄人になってくやんでるやつなんていないさ」
鍋男はそう言って、彼女にまんじゅうを勧めた。
「しかし、なんで、こんなとこまではいってきたのさ。この通りに人なんて珍しい」
彼女はbarでの話をして、鍋男のことだろうとつぶやいた。
「そんな女はしらねぇな・・・・・・・・・・・ん・・・・・」
鍋男はふっと、自分の左手のほうへ目をやった。
「あれかもしれねぇなぁ・・・」
声音の低さに、彼女は背筋にすうっと、冷たいものが走る。
「・・・・・そこのICSへ行って来いよ。たぶん、その女の言ってる場所はそこのことだとおもう」
彼女は立ち上がり、ICSとかかれた、大きな看板を見上げる。
ネオンで彩られたそれは綺麗だが、奥は真っ暗だ。
ここへはいるの・・・・?
足を進めると進入とかかれた、青い掲示板がある。
彼女は少し異質なその空間へ、恐れをいだきつつもはいっていった。
http://slurl.com/secondlife/kowloon/117/79/24
Posted by cooleyes kidd at 07:00│Comments(0)
│5 青龍路