2009年08月02日
消えゆく意識
いつもの部屋へぐったりとしながら、彼女は戻ってきた。
珍しく、人に多くあったせいだろう・・・。
この島でここまで人と出会うことは珍しい。
彼女はふらふらとベッドへ倒れこもうとすると、
じりりりり!
と、電話男の電話が鳴った。
「・・・・?」
彼女に電話をするものなどまずいない。
訝しげに思いつつ、受話器をあげると、
『お帰り』
と、電話男の声がした。
「どうしたの?」
『おどろかしちゃったかい?いやね・・・受話器ごしでないと・・・話ができなくなっちまったんだ』
電話男の声に、彼女は背筋にすうっと、冷たいものが走った。
珍しく、人に多くあったせいだろう・・・。
この島でここまで人と出会うことは珍しい。
彼女はふらふらとベッドへ倒れこもうとすると、
じりりりり!
と、電話男の電話が鳴った。
「・・・・?」
彼女に電話をするものなどまずいない。
訝しげに思いつつ、受話器をあげると、
『お帰り』
と、電話男の声がした。
「どうしたの?」
『おどろかしちゃったかい?いやね・・・受話器ごしでないと・・・話ができなくなっちまったんだ』
電話男の声に、彼女は背筋にすうっと、冷たいものが走った。
Posted by cooleyes kidd at 21:53│Comments(0)
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